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鼻の下が長くなってきた人へ。人中短縮、切らない人中短縮やCカールリップも解説!

小顔美容外科

2023.12.27

今回は少しマニアックな解説になります。
人の顔は色々な部分が歳をとることに加齢変化を起こしています。
皮膚や筋肉のたるみ、脂肪の減少、代謝の低下による靭帯の緩み、骨の萎縮などによる変化が起こります。
鼻周囲の皮膚も老化し、鼻の下から上唇の「人中」は長くなっていきます。

人中短縮術とは、鼻の下の余分な皮膚を切開して除去する施術です。
人中は中顔面に位置する部分で、長さに個人差があり、人中が長いと面長や老け顔に見えてしまいます。
男女にもよりますが、人中の長さは15mm以上だと長いと判断できます。



人中短縮の効果

鼻の下から唇の赤い部分(赤色唇)までを短縮する施術です。中顔面の短縮効果、若返り効果があります。
人中やまぶたのたるみはフェイスリフトや糸リフトで引き上げる事ができない部分なので、皮膚を切開して引き上げる方法が効果的です。

どんな人が向いている?

・人中部分が15mm以上である。
・笑った時に歯茎が見えない。
・歯の矯正が終わったら、なんとなく老けてしまった。
・加齢と共に鼻の下が伸びてきた。
・面長顔が気になる。


人中短縮のデメリット

・傷が目立つことがある。
・短縮しすぎると口が閉じにくくなる。
・唇の形が不自然になることがある。
・鼻の穴が大きくなることがある。



人中短縮のデザイン

デザインは色々ありますが、ポイントは①切除幅と②切除範囲と③鼻腔底隆起があるかどうかです。



①切除幅は3〜5mm程度。少し戻りがあるが、元々の人中の長さ、傷への負荷なども考え切除幅を決定します。
②切除範囲は鼻の穴までか、小鼻まで含めて行うか。どの程度まで人中の外側を引き上げるかによって決めます。
③鼻腔底隆起という部分があるタイプかどうかでデザインが変わります。鼻腔底隆起がない方が傷が目立ちにくいデザインにすることができます。しかし、鼻腔停隆起を温存するデザインの方が鼻の変形は小さくなりますのでメリットもあります。

鼻整形とどっちが先?

結論から言うと鼻整形を先に行うことがおすすめです。同時にも行えますが、デザインが複雑になり完成予想が難しくなるため鼻整形を行ってから人中短縮を行うのがベストです。
また、鼻が低い人や鼻の穴が目立っている人が人中短縮を行うと、鼻が低く見えたり、鼻の穴が余計に目立つようになることがあるため鼻整形(鼻中隔延長、鼻柱下降術)を優先して行った方が良いです。

併用できるおすすめ施術・切らない人中短縮


・鼻柱下降術→鼻柱が後退しているタイプの方は同時に行うことでCカールを形成できます。
・唇ヒアルロン酸(切らない人中短縮)→唇が薄いタイプの方はおすすめです。Cカール形成で人中が短くなります。
・口角挙上術→口角が下がっているタイプの方はおすすめです。当院では傷の目立ちにくいZ形成による口角挙上を採用しています。
・人中ボトックス(切らない人中短縮)→人中を短くみせられるボトックスです。余計な唇の力が抜けるので、口の形が綺麗になります。
・アゴヒアルロン酸→アゴと唇のバランスを調整します。人中短縮を行うとアゴが小さいタイプの方は口が閉じにくくなる事があるので、同時におすすめすることもあります。

当院の人中短縮の症例



【鼻整形+人中短縮】執刀医:大阪院 小池泰弘


【鼻柱下降術+人中短縮】執刀医:大阪院 小池泰弘

まとめ

人中短縮は中顔面を短くする施術です。顔の間延び感があるタイプや加齢により顔が変化した人に向いている治療です。
中顔面を短くすると若々しい印象のお顔になります。
ただし、皮膚を切開して縫うだけの単純な施術ではないため、経験のあるドクターが行わないと不満足な結果になりやすい部分でもあります。

デザインは人によって違いますが、一番合うデザインを提案させていただいています。
当院ではCカール形成で横顔も含めて中顔面を短くする方法もお勧めしています。

気になる方は、一度無料カウンセリングへお越しください。




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執筆:大阪院 小池医師

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