自然な二重のデザインとは？～理想の目元になるために抑えたいポイント

今までも二重についてのブログをいくつか書いてきましたが、一重や、狭めの二重の方で、二重施術をお考えの方はやはり多いかと思います。

ですが、いざ二重のデザインをしていくと「幅」についてはご希望をしっかり持たれている方が多いですが、「形」についてはあまり大きなこだわりを持たれている方は少ないように思われます。
なので、今回は少し見方を変えて『理想の二重を伝える際に必ず抑えてほしいデザインのポイント』を書いていきます。

二重のデザインを決める際に重要になる要素として、
①もともとの瞼の状態
②お顔全体に対しての目元のバランス
の2点が大きく関係していきます。

実際に詳しく考えていくと、

①もともとの瞼の状態
理想の目元をデザインする上で大変重要な点として、お一人お一人の目元のもともとの瞼の状態は忘れてはなりません。
少し列挙するだけでも、シンプルな一重まぶた・奥二重・末広型などの一重か二重かだけの他に考慮しなければならない点として、目を開ける力、目頭の開き具合・脂肪の量・皮膚のたるみ具合・皮膚の硬さ・まつ毛の生え方なども考える必要が出てきます。
ここをさらに細かく考えていくと、目の開き具合で言えば眼瞼下垂に当たるのかどうか、さらに該当するならば、どの程度の症状なのか…などを考える必要があります。
ですので、もともとの瞼の状態によって、理想の目元を簡単に作れる場合もあれば困難な場合もあります。
なので二重幅のご希望をオーダーされたとしても、オーダー通りに作った場合は不自然になると考えられる場合がございます。

そうすると理想の目元とは離れてしまう場合がございますので、事前にしっかりとカウンセリングとシミュレーション（疑似体験）を行なって一緒に理想のお目元を探していくお手伝いをさせていただきます。
そして、実際に二重施術を行なう際は長期的な視点で見た瞼の状態やクセに合わせて、皮膚のたるみ・挙筋(目を開ける筋肉)や瞼板・皮下組織の硬さを考えながら糸をかけていき、理想の目元を作るように施術させていただきます。

②目元と顔全体のバランス
目元のデザインが重要なことは当然なのですが、その目元がお顔に合っているかも重要なポイントになってきます。
そもそも、理想のお顔立ちにしていく際に顔にあるパーツ（目元・鼻・口）が大事になります。そういったパーツの中でも目元は特に私達の『印象』が伝わりやすいパーツと言われています。
なので、この「目元」を顔立ち全体の印象と合わせないと目元だけ浮いた印象になっちゃいます。
顔立ち全体が童顔気味で可愛らしい雰囲気であれば『大きくて丸い』タイプの目元の方がお似合いになりますし、綺麗系な美人な方の顔立ちであれば、『アーモンドアイ』の目がお似合いになります。
こうした例で挙げたのはあくまでも一般論ですが、目元の形だけでもこのように印象はだいぶ変わってきます。ですので、お顔全体のバランスを考え、気になる箇所のデザインをすることで一番、ご自身の理想の顔立ちに近づいていきます。

今回は少しテイストをかえて『デザインやバランス』に関して色々書きました。
当院では患者様一人ひとりに合わせてカウンセリングをしっかりと行い、理想のお顔に近づけるようにサポートさせていただきます。