バッカルファット除去はなぜコケると言われるのか？後悔しないために読んでおきたい原因５つ！

ダイエットして体が引き締まっていても顔が丸かったり、下膨れ顔の方はバッカルファットが原因の場合もあります。

バッカルファット除去は効果がわかりやすい施術ですが、バッカルファット除去で検索すると「失敗」「コケた」「後悔」という声も上がっています。

 バッカルファットで失敗する原因５つ

✅①頬骨が高く、もともとコケが目立ちやすい顔であった。

✅②バッカルファットを取りすぎた。

✅③術後の癒着や拘縮でコケてしまう。

✅④バッカルファットだけでなく、たるみやジョールファットも多い。

✅⑤希望のフェイスラインがバッカルファット除去に向いていなかった。

失敗原因①頬骨が高く、もともとコケが目立ちやすい顔であった。

バッカルファットの位置や大きさはかなり個人差もあります。

顔には脂肪があった方がいい場所（Positive zone）と、少ない方がいい場所(Negative zone)がある。Negative zoneにあるバッカルファットは除去がおすすめ。

 

対策：頬骨が高い人はバッカルファット除去を行わないか、Positve zoneへの脂肪注入も併用する

 

失敗原因②バッカルファットを取りすぎた。

バッカルファットで取るべき部分はNegative Zone部分のバッカルファットのみです。

とってはいけないバッカルファットは脂肪の性状が異なるため、手術中に脂肪の見た目でも判別できます。

経験の浅いドクターがバッカルファットを取り過ぎれば、当然コケてしまいます。

 

対策：バッカルファット除去は経験の多いドクターにお願いしましょう。

 

失敗原因③術後の癒着や拘縮でコケる。

術後１ヶ月〜３ヶ月目にバッカルファットを除去した部分が強く凹むことがあります。

傷の治る過程で癒着や拘縮が起こるため、自然に回復する場合があります。

６ヶ月たっても凹みが目立つ場合は改善の可能性は少ないため医師に相談しましょう。

 

対策→どんな手術も、完全な回復まで半年ほど時間がかかります。凹みが気になってしまう場合は凹みを目立たなくする方法もあるので医師に相談してみましょう。

失敗原因④たるみやジョールファットが多い。

たるみやジョールファットはバッカルファットのさらに下の部分のボリューム（Negative zone）です。

ここが多い方はバッカルファットを除去すると余計に目立ってしまうことがあります。

 

対策：糸リフトやほほの脂肪注入、ジョールファット除去を同時に行いましょう。

 

失敗原因⑤希望のフェイスラインがバッカルファット除去に向いていなかった。

バッカルファット除去が特に向いている方は次のパターンです。

⭕️丸顔から逆三角形のフェイスラインになりたい方。
⭕️下膨れ顔から卵型フェイスラインになりたい方。
⭕️将来のブルドック型のたるみが心配な人。
⭕️笑った時に横に顔が膨らむのが気になる方。
⭕️男性で頬がコケていた方がかっこよく見えるタイプ。

逆に向いていない方は次のパターンです。
✖️丸みのある輪郭は気に入っている。
✖️頬骨が張っている。
✖️面長である。
✖️メーラーファット、ジョールファットも多い。

対策：自分の今の顔タイプを確認しておきましょう。

まとめ：結局バッカルファット除去はこけてしまうの？

・バッカルファットには個人差があります。経験の多いドクターに本当にバッカルファット除去が適応かどうか診察してもらいましょう。
・除去してもコケてみえないように他の施術の併用をおすすめする場合もあります。
・バッカルファット除去に向いているのは、
▶︎笑った時に頬が横に膨らむ人
▶︎丸顔→逆三角形もしくは下膨れ顔→卵型に変化を希望している人。
▶︎将来のたるみを心配している人。
▶︎男性で頬をコケさせてシャープに見せたい方。

適切な位置のバッカルファットを適量とってもらうことが失敗しないためには重要になってきます。

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執筆：大阪院　小池医師


バッカルファット除去