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二重について②~埋没法

二重美容外科

2021.05.30

前回は一重と二重の構造的な違いについて書きました。二重手術はそれを外科手術によって再現する手法になります。今回はそのうち、埋没法についてお話します。

埋没法には様々な分類方法がございます。それぞれに応じて違いを見ていきましょう。

①糸玉の留まる位置が瞼の「表」か「裏」か

多くの美容外科で採用されている方法は「表」です。「表留め」は表面に傷ができるますが、手技が容易であり、多くの場合安価で済みます。逆に「裏留め」は表面に全く傷を作らずに二重瞼が出来るため、絶対にバレたくないという方には大変オススメの手法となっております。当院ではどちらでも採用がありますので患者様のご希望に応じて選択していただくことが可能です。

②瞼の皮膚に一本の線を描くとき「点」を連続させているか「線」でデザインしているか

簡単な話として、点が二つあったら間に線が出来ます。これを応用したのが点留めで、引き込まれる点を2つ作ることで間に線を作ることが出来ます。比較的簡便な方法なのでこちらも安価な傾向がありますが、噛んでる面積が小さいので持続性に関してはやはり持ちが悪くなる傾向があります。逆に線留めの場合は切開法のように二重の線をデザインし、その線のまま二重を作っていくのでデザイン性には富みますし、持続性も長くなります。

③瞼の裏で留まっている組織が「挙筋」か「瞼板」か

前回の図でも示しましたように、挙筋に縫い留める方がより生理的で、まぶたの動きに応じた自然な二重にはなります。ただ、挙筋を結ぶ力によって瞼の開き具合が変わっていくので仕上がりは術者の技術に左右されやすい傾向にあります。逆に瞼板は筋肉に比べて比較的硬い組織であるので、あまり技術により左右されません。

当院では患者様の目元の状態・理想の目元に応じて適切なプランを提案させていただきます。是非ご検討ください。

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