
ピーナッツリップとは?
ピーナッツリップとは下唇の形態についての名称で、下唇の形がピーナッツのように中央部分がくぼんでいて、左右がやや膨らんだ状態のことを言います。
ピーナッツリップは唇に立体的な印象を与え、ふっくらとした印象となるため、現在アジア圏で人気の唇となっています。

ピーナッツリップ形成術とは
ピーナッツリップ形成術は、唇に永久的なピーナッツ型の形状を作り出すための手術です。
ヒアルロン酸注入による一時的な方法とは異なり、外科的手法で唇の中央をくぼませ、両端にボリュームを持たせることで、長期間効果が持続する仕上がりを実現します。
この方法は、ヒアルロン酸が自然に吸収されてしまう場合でも、唇の形を維持したい人に適しています。

施術による効果
1. 永久的な効果
外科的に形を整えるため、一度の施術で半永久的な結果が得られます。
ヒアルロン酸によるメンテナンスが不要で、長期間にわたってピーナッツ型の唇の形状を維持できます。
2. リップラインと立体感の強調
外科的手法では、下唇の一部を切除・再配置することで中央に凹みを作り、両端をふっくらさせることができます。
これにより、唇の輪郭が明確になり、立体的で引き締まった印象の口元が得られます。
3. 顔全体のバランスに配慮したデザイン
唇の形状だけでなく、顔全体の輪郭に合わせてデザインを調整します。
唇の厚み、幅、中央の凹みの深さを一人ひとりの顔立ちや希望の仕上がりに応じてデザインできるため、非常に自然で顔全体と調和の取れた仕上がりが実現します。
こんな方におすすめ
・下唇が丸型で分厚い方
下顔面(鼻下〜あごまで)や唇には黄金比と呼ばれる綺麗に見える理想の比率が定義されています。
元々アジア系の人種は下唇が厚い傾向にあり、下唇が厚いと下顔面に重心がいき全体的なお顔のバランスが悪くなる可能性があります。
また上唇とのバランスも重要で下唇が厚い場合は下唇の一部を形成しピーナッツ型にすることで、バランスを整えつつ立体感がありボリュームのある唇にすることが可能です。

・ヒアルロン酸でピーナッツリップを作りたい方
元々の唇が厚めで、かつ中央に最も厚みがある方はヒアルロン酸注入でピーナッツリップを作ろうとすると、全体的に分厚くソーセージのような下唇になる可能性があります。
そのような方はピーナッツリップ形成により暑さを変えずに綺麗に形を整えることが可能になります。
ピーナッツリップ形成術の施術の流れ
STEP 1 カウンセリング

施術前に患者の希望する仕上がりを詳細に確認し、唇の形や厚み、凹みの深さを検討します。
顔全体とのバランスも考慮しながら、唇にマーキングを行い、理想的な形をデザインします。
STEP 2 施術

手術中の痛みを防ぐために局所麻酔を行います。
必要に応じて静脈麻酔も併用する場合があります。
STEP 3 アフターケア

デザインに沿って唇の中央部分を切除し、少量の組織を取り除くことでくぼみを形成します。
次に、左右のボリュームを持たせるために唇を縫合し、ピーナッツのようなふっくらとした形状に整えます。
必要に応じて、上唇や下唇に別々の処置を施し、唇全体のバランスを調整します。
STEP 4

施術後、縫合部分が自然な形になるように仕上げを確認し、最終的な形を整えます。
手術後の経過やダウンタイム、アフターケアについても説明が行われます。
STEP 5

アフターケアや術後の過ごし方まで説明させていただきます。
術後の不安な時期から完成までしっかりサ ポートさせていただきます。
経過に関する疑問やご不明点がございましたら、お気軽にお問合せください。
ピーナッツリップ形成術の説明/ダウンタイム/副作用
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施術時間
- 20分程度
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傷跡
- 唇(傷跡が目立たなくなるまで個人差があります)
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抜糸
- あり(5~7日後)
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洗顔・メイク・シャワー
- 傷口以外は当日から可能
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入浴
- 3日後から可能
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リスク・副作用
- 腫れ、内出血、むくみ、痛み、傷跡、発赤、熱感、血腫、感染、左右差、一時的に口が開けづらくなる、創部から糸が露出、違和感、出血、炎症、色素沈着 など
ピーナッツリップ形成術のダウンタイム
術後数日は強く腫れや赤み、内出血が出てきます。1週間で腫れほぼ治りますが、傷跡などはまだやや目立ちます。
1週間で抜糸を行います。
完全に自然な仕上がりになるまでには、1ヶ月程度かかることが多いです。
1週間後からはリップを塗ることができ、傷跡も隠すことができます。
傷痕が目立たなくなるまでは1ヶ月〜数ヶ月かかることがあります。

ピーナッツリップ形成術に関するよくあるご質問
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Q
ピーナッツリップってヒアルロン酸で作ることも可能ですか?
- A
もちろん可能です!
ただしヒアルロン酸で作れるかどうかは元々の下唇の形で決まります。
元々、下唇がV字の形の方や分厚めの方は無理にヒアルロン酸でピーナッツリップを作ろうとすると、ソーセージ状に厚くなり綺麗な形ができないことが多いです。
従ってそのような方はピーナッツリップ形成術の手術で形を作ります。 -
Q
ピーナッツリップ形成術と口唇縮小術の違いはなんですか?
- A
ピーナッツリップ形成術とは下唇の真ん中部分を菱形状に切開し、縫合する手術であり、下唇の真ん中部分を凹ませ、くびれを作る手術になります。
一方で口唇縮小術は、下唇全体を唇の輪郭に沿って切開して縫合する手術であり、全体的に薄くする手術になります(たらこ唇修正術を参照してください)。
下唇が厚くて気になっている方の中でも、真ん中部分のみ出ている方や厚みはあまり変えたくないけど形を整えたい方などはピーナッツリップ形成術が適応となり、下唇が全体的に厚くてスマートにしたい方には口唇縮小術が適応となります。 -
Q
ピーナッツリップ形成術は傷跡が目立ちますか?
- A
唇は非常に修復が早い部分であり、術後1ヶ月ほどは軽度の傷跡が残りますが、徐々に目立たなくなります。
しっかりと保湿していたただくことが大切になります。 -
Q
ピーナッツリップ形成術のダウンタイムはどのくらいになりますか?
- A
術後当日〜3日目くらいまではかなり強く腫れることが多いですが、それ以降は急激に腫れが引いて1週間ほどで自然になることが多いです。
その後は徐々に自然な形になってきて3ヶ月後が完成になります。
ピーナッツリップ形成術の料金
ピーナッツリップ形成術
ピーナッツリップ形成術
通常価格
¥200,000
「医療広告ガイドライン」を遵守して作成しております。
お電話またはWEBフォームより
ご予約を受け付けております。
カウンセリングは無料です。
まずはお気軽にご相談ください。
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